五月人形のひととえ [人気の武将!独眼竜 伊達政宗]

2020年04月08日

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人気の武将!『伊達政宗』

ひととえの中でも人気を誇る武将『伊達政宗』

独眼竜で有名な政宗ですが、4歳の頃に疱瘡にかかり右目の視力を失ったと云われています。大人しかった性格が更に内向的になりふさぎがちな少年時代を過ごしたそうです。4歳なんて悲しいですね…。

しかし、18歳で伊達家17代当主の座に就くと一転して活動的な青年へと変貌します。70歳で亡くなるまで、仙台城を築いたり、外国との交流や領地の開発・発展に力を注いだりとたくさんの功績を残しました。

有名な「伊達男」のエピソードとして、文禄・慶長の役で政宗は派手な装束で参陣し京都の人たちを驚かせ、その派手なファッションが話題となり「伊達男」と呼ばれたそうです。現在残っている武具などもセンスがいいものが多いそうです。素敵ですね。

辞世の句に「曇りなき 心の月を先立てて 浮世の闇を 照らしてぞ行く」
何も見えない真っ暗闇の中で、月の光を頼りに道を進むように、戦国の先の見えない時代の趨勢を自分が信じた道を頼りにただひたすら歩いてきた一生であったなぁ

と詩っています。伊達政宗の兜の前立ても三日月。伊達政宗は月に思い入れがあったのでしょうか…。
政宗が亡くなった際には、3代将軍家光はとても嘆き、江戸で7日、京都で3日、人々に服喪するよう命じたそうです。
政宗の人柄が伺えますね。

ちなみにですが…私の息子の節句人形は「伊達政宗の鎧」。そんなこともあり、思い入れのある伊達政宗の商品を紹介します♬

 

伊達政宗の兜

五月人形かがやきシリーズ
兜飾り – 燻銀伊達政宗 – 12号 – シルバー
深みのある燻銀が高級感を醸し出します。どっしりと重厚感のある兜飾りです。鍬形には真鍮を使用しています。真鍮は銅と亜鉛の合金で黄銅とも言われ、この配合の割合や与える熱によって色が変わります。
重厚感のある美しい輝きを持つ金属で、深い色合いに多彩な変化をもたらします。
しころ(兜のうしろ部分に垂れて首筋を覆う部分)は小さな板(小札)を糸または紐で編んで作ります。兜や鎧の編み方(威し方)を威し(おどし)と言い、武士たちはこの威しの色や工夫を凝らしました。伊達政宗之兜は銀の小札と黒糸縅しがシックでおしゃれな兜飾りです。

伊達政宗 木目込み人形

五月人形かがやきシリーズ
政宗 – まさむね – ときいろ
のぼり旗の旗印に仙台笹の家紋をあしらった五月人形です。魔よけの色と云われる朱色の飾り台に政宗が堂々と座っています。かわいらしいお顔のなかには凛々しさも感じられます。衣裳には創業270年京都の老舗の最高級正絹織物を使用しています。正絹にしか出せない、上品な色と光沢がお人形を輝かせます。