端午の節句飾り | 男の子の初節句を彩る五月人形
2020年04月11日
まもなく迎える『端午の節句』
お子さまにとっても、またママにとっても初節句は特別な日ではないでしょうか?
五月人形を飾り、おじいちゃんやおばあちゃんを招待し、ご馳走を作ってみんなでお祝い!
赤ちゃんが生まれてから、お宮参りやお食い初めなど様々なイベントがありますが、子育てをする中で『初節句』も大きな節目ですよね。
そんな初節句。そもそも端午の節句とはどんなものなのでしょうか。
端午の節句の源流は、古代中国での季節の変わり目の厄払い(節句)にあります。日本でも奈良時代以前は、5月5日に薬草を摘み、災いを受けないようお祈りする習慣があったそうです。
その薬草の中でも、菖蒲はその剣のような形と強い香りから特に厄を祓うとされました。
また、その「しょうぶ」という音の響きが「勝負」「尚武」を連想させることから、武家の台頭とともに重要な年中行事となっていきます。
江戸時代には武家では5月5日に男の子の誕生を祝い、その家伝来の鎧や兜、のぼり旗などを飾ってその子の健やかな成長と、家の繁栄を祈りました。やがてそれが町人にもひろがり、作り物の兜や、武者人形、紙ののぼり旗等を飾り、男の子の誕生を祝う日となりました。
最初は外に飾られていた作り物の鎧兜は、室内に引き入れられ、精巧なミニチュアの内飾りとなっていきます。
一方、外飾りとして残ったのぼり旗や武者絵、そこに町人のアイディアで鯉のぼりが考案され、江戸の空を悠々と泳ぐようになりました。
明治時代に、五節句が廃止されて一時は衰えたものの、人々の生活の中に深く根差す文化として復活し、今もなお男の子の誕生をお祝いする行事として盛大に行われています。
現代では、端午の節句には鎧兜や武者人形、大将飾りなどの五月人形を飾り、柏餅などの季節の食べ物をお供えし、家族や親しい人たちで食卓を囲いお祝いをしますよね。
男の子の誕生を祝い、その子の健やかな成長と出世、将来の幸せを願います。
鎧兜や五月人形は、子供を守り、身代わりになり、厄災を引き受けてくれる存在として、その子の健やかな成長を願い飾られていました。
親が子を思う気持ちは、いつの時代も変わらず、五月人形を飾るという文化に引き継がれていますね。
今日は、そんな端午の節句におすすめの商品を紹介します!
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